バリ島の適切な滞在日数について疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
バリ島への旅行は、友人との旅行なら3日間、新婚旅行なら1週間以上など、目的別に滞在日数が大きく異なる場合があります。
そこでこの記事では、バリ島在住のホテルマイスターが、家族旅行、カップル旅行、新婚旅行など、目的別におすすめの滞在日数を紹介します。
また、バリ島への滞在日数を決めるためのコツについて紹介するので、ぜひ、自分にあった滞在日数を見つけてください。
バリ島のフライト基礎情報
まず、バリ島のフライトの基礎情報について紹介します。
バリ島へのフライトは、直行便と経由便があります。それぞれメリット、デメリットを紹介します。
日本とバリ島の時差
日本とバリ島の時差は1時間です。
日本の方が先に進んでおり、日本で午前9時の場合、バリ島では午後8時になります。時差の影響は少なくバリ島到着後からすぐに行動ができるでしょう。
ただし、日本からバリ島までは、7時間以上のフライト時間がかかります。そのため、朝からお昼に日本を立ち、夜バリ島に到着するのが一般的であることを覚えておいてください。
直行便のメリット・デメリット
直行便のメリット・デメリットは上記の通りです。
直行便を利用した場合、成田空港からデンパサール国際空までの港飛行時間は、約7~8時間になります。
経由便と比べ、現地での滞在時間が長くとれるため、同じ滞在日数でもより遠くまで足を運びやすいのが大きな魅力といえるでしょう。
一方で、航空券も料金は経由便に比べ、高くなりがちです。また、直行便の運行情報は、日々変化するため、利用を考えている方は公式サイトや各航空会社に運行情報を確認するのがおすすめです。
経由便のメリット・デメリット
経由便のメリット・デメリットは上記の通りです。
直行便とは反対に、料金が安くフライト時間が長くなることが一般的です。また、経由便ではフライト時間以外に燃料や備品を補給するトランジット時間が発生します。
そのため、バリ島到着までに10時間以上の時間を要する場合があることを覚えておいてください。
目的別おすすめ滞在日数
続いて、旅行目的別におすすめの滞在日数を紹介していきます。
併せて予算も紹介しますので、ご自身の旅行目的と照らし合わせて参考にしてください。
家族旅行
おすすめ滞在日数 | 日数別予算 |
---|---|
3泊5日 | 約520,000円~840,000円 |
4泊6日 | 約570,000円~890,000円 |
家族旅行では、3泊5日以上の旅行がおすすめです。
日本からバリ島への飛行時間は、直行便で7~8時間です。2泊4日のような短期スケジュールだと、家族でゆっくり過ごす時間を作るのが難しくなります。
また、小さなお子様連れだとスケジュール通りに進まない可能性も考えられるため、他の旅行より時間に余裕をもって旅行計画を立てるのがおすすめです。
3泊5日であればビーチでのんびりする時間も作れ、4泊以上であればフリーな時間も確保しやすくなります。
カップル旅行
おすすめ滞在日数 | 日数別予算 |
---|---|
4泊6日 | 約380,000円~580,000円 |
5泊7日 | 約410,000円~610,000円 |
カップルでのバリ島旅行は、4泊6日以上がおすすめです。
バリ島は、エリアごとに見どころやアクティビティがわかれており、2人でやりたいことがあっても、どうしても移動に時間がとられてしまいます。
そのため、二人だけで好きなことを楽しみたいカップル旅行では、4泊以上がおすすめの日数となります。また、5泊あればアクティブに活動しつつ、1日ホテルステイを楽しんだり、ビーチでのんびり寛いだり、リラックスできる日を設けられます。
新婚旅行・ハネムーン
おすすめ滞在日数 | 日数別予算 |
---|---|
5泊7日以上 | 約510,000円~ |
新婚旅行・ハネムーンでのバリ島旅行は、5泊7日以上を目安に考えるとよいでしょう。
観光やアクティビティ、ウェディングフォトなど、新婚旅行はやりたいことが多くなりがちです。スケジュールを詰め込みすぎると、バタバタと時間が過ぎていき、慌ただしい新婚旅行になってしまいます。
そのため新婚旅行では、駆け足で毎日を過ごすのではなく、ゆったりとお二人の時間を過ごせる5泊以上が望ましいです。
【まとめ】バリ新婚旅行・ハネムーンの予算やおすすめプランを紹介
滞在日数別のモデルプラン
旅行会社のパッケージツアーでは、2泊4日からのプランが一般的です。
ここからは、各滞在日数でどのようなスケジュール感になるのか紹介します。いずれもガルーダインドネシア航空の直行便を利用したスケジュールです。
想定フライトスケジュール(ガルーダインドネシア航空) |
---|
GA881 成田 11:00 → デンパサール 18:05 |
GA880 デンパサール 00:25 → 成田 08:40 |
2泊4日:友人との旅行
1日目 | 【朝】日本出発 |
【夕方】バリ島到着 | |
2日目 | 1日フリー |
3日目 | 【午前】フリー 【午後】ホテルチェックアウト |
フライト時間までフリー 【深夜】バリ島出発 | |
4日目 | 【朝】日本到着 |
完全に1日フリーな2日目に思いっきりアクティブに観光を楽しんじゃいましょう。バリ島の押さえておきたい主要観光スポットを効率よく回れるオプショナルツアーに参加するのもおすすめです。3日目はホテルをチェックアウトしても荷物はホテルのレセプションで預かってもらえるので、ショッピングやスパ、ディナーなど出発まで楽しみましょう。
3泊5日:家族旅行
1日目 | 【朝】日本出発 |
【夕方】バリ島到着 | |
2日目 | 1日フリー |
3日目 | 寺院まわり 【夕方】ウルワツでケチャックダンス |
4日目 | 【午前】フリー 【午後】ホテルチェックアウト |
フライト時間までフリー 【深夜】バリ島出発 | |
5日目 | 【朝】日本到着 |
バリ島旅行で最もメジャーなのがこの3泊5日です。駆け足に過ぎていく2泊4日コースにプラス1日で少し余裕が出る日数です。マリンアクティビティやビーチでのんびりする時間も設けることができます。ぜひ、リラックスしてバリ島の素晴らしいサンセットをご覧ください。
4泊6日:カップル旅行
1日目 | 【朝】日本出発着 |
【夕方】バリ島到着 | |
2日目 | 1日フリー |
3日目 | 【午前】ホテルでのんびり |
【夕方】ウルワツでケチャックダンス | |
4日目 | 離島散策&マリンスポーツ体験 |
5日目 | 【午前】フリー 【午後】ホテルチェックアウト |
フライト時間までフリー 【深夜】バリ島出発 | |
6日目 | 【朝】日本到着 |
4泊6日あると、余裕をもって観光を楽しめます。1日フリータイムを設けられるほか、レンボンガンのような離島まで足を運ぶ余裕ができます。
5泊7日:新婚旅行・ハネムーン
1日目 | 【朝】日本出発着 |
【夕方】バリ島到着 | |
2日目 | 1日フリー |
3日目 | 【午前】ホテルでのんびり |
【夕方】ウルワツでケチャックダンス | |
4日目 | 1日フォトウェディング |
5日目 | 離島散策&マリンスポーツ体験 |
6日目 | 【午前】フリー |
【夕方】ロマンティックディナー | |
7日目 | 【午前】フリー 【午後】ホテルチェックアウト |
フライト時間までフリー 【深夜】バリ島出発 |
滞在日数が多くとれる新婚旅行では、海、山、遺跡や寺院などバリ島の自然と歴史に十分触れられます。フリータイムが約5日間ありますので、2人だけの思い出をつくるのに最適な滞在日数といえるでしょう。
バリ島の滞在日数を決めるコツ
最後に、バリ島の滞在日数を決めるコツを3つ紹介します。
やりたいことを絞る
バリ島は小さい島だと思われがちですが、東京都の約2.5倍くらいの広さがあります。
見どころがいろいろと散らばっているため、移動に予想以上に時間がかかります。そのため、まずは絶対行きたい観光地やアクティビティーなどを決め、それらがどこにあるのか、移動時間はどれくらいかかるのかを調べるようにしましょう。
滞在エリアを考える
やりたいことが絞れたら、どのエリアに滞在すればアクセスがよいかが見えてきます。
バリ島の観光地は、大きく分けて山側のウブドエリアとビーチエリアの2つに分かれます。
ビーチエリアでも、賑やかなクタ・レギャンエリア、おしゃれエリアのスミニャック、家族連れに人気のサヌールエリア、ラグジュアリーホテルが立ち並ぶヌサドゥアエリアなど、特徴が異なります。
各エリアの特徴を把握したら、実際にどこに滞在すれば効率的にバリ島を周れるか考えてみてください。
滞在日数を考える
最後に具体的な滞在日数を考えていきます。
絶対に行きたい観光地、絶対やりたいアクティビティーが決まり、更にはスパなんか行ってのんびり過ごす1日もほしいなんてなれば、あなたのバリ島旅行に必要な日数が自ずと見えてきたのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、バリ島のおすすめ滞在日数をシチュエーション別に紹介しました。
シチュエーション | おすすめ日数 |
---|---|
家族旅行 | 3泊5日以上 |
友人との旅行 | 3泊5日以上 |
カップル旅行 | 4泊6日以上 |
新婚旅行・ハネムーン | 5泊7日以上 |
バリ島のシチュエーション別おすすめ滞在日数は以上のとおりです。
バリ島旅行には、最低2泊4日以上が必要となり、3泊5日以上が最もスタンダードな日数になります。
少し余裕をもってスケジュールを組みたい方や離島まで足の伸ばしたい方は、4泊6日や5泊7日など日数を追加してみるのがおすすめです。
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