2021年10月14日、国際線の受け入れを再開したバリ島。島内ではホテルやレストランも営業を再開し、観光再開への大きな一歩を踏み出しました。
そこで、気になるのがバリ島は今旅行できるのかということではないでしょうか?
「国際線が再開してるからもう行ける?」
「ホテルが営業してるなら観光もOK?」
「でも制限があるのに入国できるの?」
このようにバリ島に行けるのか疑問に思う人は多いです。
この記事では、現地在住スタッフがバリ島は現在旅行できるのか?また、ホテルや観光の現状について解説していきます。
結論からいいますと、現在バリ島を観光目的で旅行するのは難しいです。
現地の最新情報をもとに、その理由を解説していきます。
!! 2022年9月現在、海外旅行の規制もかなり緩和されてきました。
最新インドネシア入国情報 (2024年4月29日 現在)
<バリ島入国時の持ち物>
1. パスポート(残存有効期間が6ヶ月以上あること)
2. 往復航空券
3. 電子税関申告書の事前登録(入国2日前から当日までにオンライン登録/QRコードの提示)
4. 到着ビザVOA取得(1人あたり50万ルピア)
5. バリ島観光税のお支払い(1人あたり15万ルピア:2024年2月14日スタート)
【バリ島の現在】観光目的での旅行は難しい
①観光ビザが発行されていない
②厳しい入国規制
現在、バリ島の旅行が難しい理由は2つです。それぞれ解説していきます。
観光ビザが発行されていない
参照URL:https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase21_180.html
インドネシアに入国するには上記のビザか許可が必要になります。
いずれもビジネスを目的とした渡航者を対象にしたものであり、観光目的でのビザは現在停止されています。そのため、観光旅行でインドネシアに入国することはできません。
厳しい入国規制
参照URL:https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase21_180.html
インドネシアに入国するには上記の条件をクリアする必要があります。隔離期間や必要な証明が多く、インドネシアへの入国は現在も厳しい規制があるといえます。
また自国へ再入国する際にも規制があることもあり、以前のようにバリ島を自由に行き来するのにはまだ時間がかかるのが現状です。
バリ島のホテルの現状
すでにバリ島のホテルは一部を除き営業を再開しており、公式サイト・ホテル予約サイトで予約が可能となっています。
【注意】予約できても観光目的で入国できない
こちらの画像は、当サイトのホテル予約画面になります。画像の通りに手続きを進めれば、ホテルの予約が完了します。
しかし【バリ島の現在】観光目的での旅行は難しいで解説した通り、観光ビザが取得できないためインドネシアへは入国できません。
少し混乱してしまいますが、ホテルの予約が完了しても観光目的で入国できるわけではないところに注意が必要です。
バリ島を観光できる人
①インドネシア国内の観光客
②ビジネスのついでに観光する外国人
③その他、滞在許可を持つ外国人
バリ島では一部の例外を除き、観光できるのは上記の人たちになります。
ホテル側は、このような人に向けて営業を再開し予約を受け付けています。入国規制と同じく一般観光客の誘致には、まだ時間がかかるのが現状となります。
【最新情報】バリ島はいつから観光できる?
2021年11月19日現在、全てが未定となっておりインドネシア政府の決定を待つ日々が続いています。しかし徐々に状況は少づつ良い方向に向かっています。
【2022年3月10日 更新】バリ島から入国の場合隔離期間なしに緩和(条件付き)
3月8日、インドネシア政府よりバリ島、バタム島、ビンタン島からインドネシアに入国する場合の特別措置を定める通達が発出され、2022年3月8日より適用されます。
バリ島からインドネシアに入国する場合、一定の条件を満たすことを条件に入国時の検疫隔離がなくなりました。(2022年3月8日~適用)
バリ島から入国の場合
到着ビザ(VOA)取得・検疫隔離なしの条件は下記のとおりです。
【条件】
●残存期間6か月以上有効のパスポート
●インドネシアを出国するための航空券
– 日本からの片道航空券は不可
●ワクチン接種証明書(英文)
– 出発の14日以上前に2回目のワクチン接種を完了していること
●3泊4日以上のホテル宿泊支払証明書
●PCR陰性証明書(英文)
– 出発時刻の48時間以内に検体採取されたもの
●到着ビザ(VOA)
– 発行手数料 50万ルピア、30日間滞在可能、その後30日間延長可(最大60日間)
●医療保険加入証明書
– 新型コロナ感染症の治療費をカバーできる2万米ドル以上の保険
●バリ島到着後2回のPCR検査(自費)
– 1回目 到着後空港にて実施、2回目 到着後3日目に実施
【2022年3月9日 更新】外国人のインドネシア入国後の隔離期間1x24時間に短縮
【2022年3月9日 最新情報】
3月8日、インドネシア政府より外国人の入国規制を一部変更する通達が発出され、2022年3月8日より適用されます。
● 2回以上ワクチンを接種している場合、入国後の政府指定ホテルでの隔離期間が1x24時間に短縮され、入国後3日目に自主的・自費にてPCR検査を受けることが求められます。
●健康上の理由によりワクチン接種未完了の場合、隔離期間は 7 x 24時間で変更はありません。病気等で接種できない方は、国立病院からの診断書の提出が必要です。
●保護者が同伴する18歳未満の子どもについては、子どものワクチン接種の回数にかかわらず、同伴する親・保護者の隔離期間に合わせて隔離されます。
●入国後14日間は、症状の有無について自主的に健康観察を行うことが推奨されます。
【2022年2月3日更新】インドネシア政府による入国規制の変更 ( 政府通達の発出)
【2022年2月3日最新情報】
2月1日、インドネシア政府は、外国人の入国規制を一部変更する通達を発出しました。
この措置は、2022年2月1日~適用されます。
● 入国時に求められるPCR検査の陰性証明書は、出発時刻前2×24時間以内に検体採取されたものに変更されました。
● 入国後の隔離期間は、規定回数(一般的には2回)のワクチン接種完了から14日間以上経過している場合、5×24時間に変更されました。接種未完了の場合の隔離期間は、7×24時間になります。病気等で接種できない方は、国立病院からの診断書の提出が必要です。
2022年2月3日現在、バリ島への旅行(インドネシア入国)の条件は、下記の通りとなっています。
●有効なビザの保持(KITAS/KITAP、あるいはB211Aビザが必要)
●規定回数(一般的には2回)のワクチン接種完了
●出発時刻の48時間以内に検体採取されたPCR陰性証明書
●Covid-19の治療費をカバーできる2万5千米ドルの支払いが可能な医療保険の加入証明書
●隔離ホテルを予約済みであること
【2月1日更新】2022年2月 バリ島フライト最新情報
【2月1日最新情報】
誰もがクビを長~くして待ち続けていたバリ島国際線の就航再開。
2つの嬉しいお知らせが舞い込んできました!
【その1】『ガルーダインドネシア航空 成田発デンパサール直行便』が、臨時便として運航します!
◆運航日:2022年2月3日(木)
◆便名:GA 881
◆時刻:09:15 成田発 16:00 デンパサール着 ※現地時刻
◆機材:Airbus A330-300
インドネシア入国条件のひとつとして『有効なVISAを保持していること』がありますが、現時点で変更はありません。
次の運航は2月10日(木)の予定となっております。
定期便として確実の運航再開される日が待ち遠しいですね。
【その2】 『シンガポール航空 シンガポール ↔ デンパサール間の定期運航』を再開します!
◆運航スケジュール
【チャンギ空港(SIN) → ングラライ空港(DPS)】
月・水・金・日:SQ938 09:05 シンガポール発 → 11:50 デンパサール着
火・木・土 :SQ944 16:20 シンガポール発 → 19:05 デンパサール着
【ングラライ空港(DPS) → チャンギ空港(SIN)】
月・水・金・日:SQ939 13:00 デンパサール発 → 15:40 チャンギ着
火・木・土 :SQ945 20:15 デンパサール発 → 22:55 チャンギ着
◆機材:Boeing B787-10
バリ到着後は、政府指定ホテルで4泊5日の隔離が必要です。
クラクラホテルサイトでも『4泊5日隔離パッケージ』を近日中にご案内いたしますので、今しばらくお待ち下さい♪
e-VISAが必要な方は・・・
JTBインドネシア バリ支店にて、e-VISA (B211A訪問シングルビザ(目的:商用) の取得代理申請を承っております。JTBインドネシアがスポンサーとなります。(USD400~)
60日滞在+その後30日毎の延長が4回となりますので、最大180日の滞在が可能となります。
e-VISAのみ必要な方は、JTBインドネシア バリ支店までお気軽にお問合せ下さい。
詳細はこちら⇨ https://www.mybus-ap.com/tour-detail/VELTRA-167310
【2022年1月7日更新】インドネシア政府による入国規制の変更 ( 政府通達の発出)
【2022年1月7日最新情報】
インドネシア政府は、外国人の入国規制を一部変更する通達を発出しました。
この通達は、2022年1月7日から発効されます。
これにより過去14日以内に入国禁止対象国の南アフリカ、ボツワナ、ノルウェー、フランス、アンゴラ、ザンビア、ジンバブエ、マラウィ、モザンビーク、ナミビア、エスワティニ、レソト、英国、デンマークへの訪問歴がある外国人のインドネシア入国が禁止されました。
上記の入国禁止対象国に過去14日間滞在歴のない外国人は、2022年1月7日よりインドネシア入国後の政府指定ホテルでの隔離期間が7x24時間に短縮されました。
入国後のPCR検査は、空港到着時とホテルでの隔離期間中6日目に行われるとされています。(外国人については、費用は自己負担になります。)
政府指定ホテルでの隔離終了後は移動は可能となりますが、到着日から14日間(指定ホテルでの隔離期間を含む)の自主隔離が推奨されます。
【11月21日更新】羽田発ーデンパサール(バリ島)直行便が就航
【12月1日最新情報】
ガルーダインドネシア航空より12月運行スケジュールの案内がありました。
オミクロン株の影響で、インドネシア及び日本への入国規制が強化された為、GA877便(羽田発デンパサール経由ジャカルタ行き) が延期(運休)となりました。
こちらは、GA875便として羽田ージャカルタで運航されます。
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ガルーダインドネシア航空より明るいニュースが飛び込んできました。
2021年12月5日(日)より羽田発ーデンパサール(バリ島)直行便が就航します!これにより、往路はジャカルタでの乗り継ぎが不要となり、よりスムーズにバリ島へと渡航できるようになります。
2021年12月の運航予定日は、5日(日)、12日(日)、19日(日)、26日(日)の毎週日曜日の4日間となっています。
【お知らせ】
2021年11月21日現在、インドネシア入国には訪問ビザの取得が必要です。
JTBインドネシア バリ支店では、e-VISA (B211A訪問シングルビザ(目的:商用) の取得代理申請を承っております。JTBインドネシアがスポンサーとなります。(USD400~)
60日滞在+その後30日毎の延長が4回となりますので、最大180日の滞在が可能となります。
e-VISAのみ必要な方は、JTBインドネシア バリ支店までお気軽にお問合せ下さい。
詳細はこちら⇨ https://www.mybus-ap.com/tour-detail/VELTRA-167310
【11月17日更新】バリ島の感染者数
【2021年11月】バリ島の新規感染者数 | |||||||
各週 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
第1週(1~7) | 19人 | 17人 | 26人 | 19人 | 9人 | 14人 | 11人 |
第2週(8~14) | 8人 | 21人 | 9人 | 4人 | 9人 | 11人 | 9人 |
第3週(15~21) | 6人 | 4人 | 17人 | 5人 | 5人 | 3人 | 6人 |
参照URL:https://infocorona.baliprov.go.id/
第1週=115人(1日平均16.4人)
第2週=71人 (1日平均10.1人)
第3週=46人 (1日平均6.57人)
バリ島の2021年11月の新規感染者数は上記の通りです。
第1週では一桁感染者数(9人)が1日でしたが、第2週では5日に増え最低感染者数も4人と目に見えて減ってきています。
【11月17日更新】インドネシアを含む5カ国がVTLを開始
VTL(ワクチン・トラベル・レーン)とは、参加国間が指定した搭乗便を利用することで入国後の隔離期間が免除される特別便です。
VTLが開始されると入国と出国の規制が緩和され、よりスムーズに参加国間を移動することができるようになります。
今回インド、インドネシア、カタール、サウジアラビア、UAEの5カ国がVTLに参加したことにより計21カ国と地域でVTLが利用可能になりました。
このように、インドネシアでも国内から国外へと対策の目が向けられるようになってきています
バリ島の感染症対策
・優先的なワクチン接種
・保健プロトコルの浸透化
・マスクの義務化(罰金制度)
・滞在エリアのゾーン分け
バリ島は、インドネシアの中でも最優先の復興事業になります。上記の感染症対策により、早急にパンデミックからの回復が進められています。
グリーンゾーン(感染のリスクが極めて低いエリア/従業員100%ワクチン接種エリア)に建つアンダーズバリでは、11月12日からビアガーデンが開催されるなど、以前の賑わいを取り戻しつつあります。
外国人観光客がまた訪れられるようになる日もそう遠くはないかもしれません。
まとめ
ここまで「今、バリ島は旅行できるのか」ということについて解説してきました。
11月19日現在、残念ながらバリ島では外国人観光客の受け入れをしていません。観光再開に向けて前進しており、観光客受け入れの準備段階に入ったところです。
外国人観光客の受け入れの準備が整った際には、ぜひバリ島に足を運んでみて下さい。
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