【旅行会社スタッフが解説】バリ島旅行の予算はいくら?旅行別費用と節約のコツを紹介!

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バリ島旅行計画中に、「旅行予算」に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

予算を抑えられれば、ホテルのグレードを1つ上げられたり、少し遠くのエリアに足を運べたりとよりバリ島を満喫できます。

この記事では、バリ島在住のホテルマイスターが家族旅行、カップル旅行、ハネムーン別にバリ島旅行の予算について解説します。また、バリ島旅行の予算を抑える方法についても解説するので、バリ島旅行を計画中の方はぜひ参考にしてみてください。

【目的・日数別】バリ島の旅行予算

まず、バリ島の旅行予算について紹介します。家族、カップル、ハネムーンなど、シチュエーション別に紹介するので、自身に当てはまる箇所をチェックしてください。

家族旅行(大人2名+小学生1名)

滞在日数旅行全体の予算
3泊5日約520,000円~840,000円
4泊6日約570,000円~890,000円
5泊7日約620,000円~940,000円

家族旅行では、お子様が安全に過ごせる宿泊先やエリアを選ぶのが一般的です。

たとえば、お子様が遊べる施設が充実したホテルや、プライベートプール付きのヴィラなどを選べば、宿泊先内で十分に楽しめるお子様も多いでしょう。また、治安が良いエリアを滞在先に選ぶことで、ご両親も安心してバリ島旅行を楽しめます。

このように、家族旅行は安全を重視して滞在先を選ぶため、旅行費用は少し高くなります。

カップル旅行

滞在日数旅行全体の予算
3泊5日約350,000円~560,000円
4泊6日約380,000円~580,000円
5泊7日約410,000円~610,000円

カップルの旅行では、目的や楽しみかたがそれぞれのため、旅行費用に幅がでます。

たとえば、ホテル内スパのトリートメントでは3時間で一人約20,000円から、一方で街スパでは3時間30分で一人約10,000円からと、同じスパトリートメントでも相場が大きく異なります。宿泊施設でのんびり過ごしたい人であればホテル内スパ、観光やショッピングなどアクティブに動きたい人には街スパのように、スパひとつでも大きく予算が変わります。

そのため、カップル旅行では何をするかによって旅行予算が大きく変わることを覚えておいてください。

新婚旅行・ハネムーン

滞在日数旅行全体の予算
3泊5日約450,000円~680,000円
4泊6日約480,000円~700,000円
5泊7日約510,000円~730,000円

新婚・ハネムーン旅行の宿泊費用は、上記のとおりです。

カップル旅行と同じく、何をするかにより予算が大きく異なるため、旅行費用の幅は広くなります。またカップルでの旅行に比べ、グレードの高いホテルやヴィラに滞在することが一般的になるため、相場は10万円程度高くなります。

バリ島にはラグジュアリーなホテルが豊富にそろっているので、滞在スタイルによっては宿泊費を抑えることも可能です。

人気観光地との相場比較

バリ島は、低予算で楽しめると人気の観光地です。ここからは、バリ島と「ハワイ」「セブ島」「プーケット」の宿泊費相場を比較します。

ハワイ(ホノルル)

観光地4泊6日の宿泊費相場(5つ星)
バリ島約100,000円
ハワイ約160,000円

世界屈指の南国リゾートとして知られるハワイ。オーシャンビューの高級ホテルやショッピングモールが立ち並び、日本語OKの場所が多いことから日本でも大人気の観光地です。

相場価格はやはり高くなり、5つ星ホテルの相場をバリ島と比較すると約1.5倍と、宿泊費だけでも差があります。また、ハワイではランチ相場が約1,000円なのに対し、バリ島は約400円と物価相場も大きく異なります。

そのため、スイートルームや憧れの5つ星ホテルなど、ハワイでは料金的に難しいシチュエーションもバリ島ならクリアできる可能性があることを覚えておきましょう。

セブ島

観光地4泊6日の宿泊費相場(5つ星)
バリ島約100,000円
セブ島約120,000円

セブ島は、東南アジアで人気の三大リゾートの一つです。

宿泊費相場は若干セブ島のほうが高くなりますが、時期や滞在先を選べばほとんど差はないといえます。また、セブ島はリゾートホテルが主流となり、戸建てタイプのヴィラはバリ島ほど充実していません。

物価相場は、ランチでセブ島が約250円、バリ島が約400円とセブ島のほうが物価が安くなります。ただし、ホテルを出たらローカルの家が立ち並ぶなど、セブ島は治安面に少し不安が残ります。

そのため、より高級感を重視する方やはじめての海外が不安の方は、バリ島のほうが安心して楽しめるといえるでしょう。

プーケット

観光地4泊6日の宿泊費相場(5つ星)
バリ島約100,000円
プーケット約100,000円

プーケットは、タイを代表するリゾートエリアです。多くのホテルが立ち並び、宿泊費や飛行機代はバリ島と差がありません。

物価相場は、ランチでプーケットが約300円、バリ島が400円とバリ島とセブ島の中間といった感じになります。

そのため、相場ではプーケットのほうが安くなります。ただし、バリ島ではウブドのように自然と一体化したホテルやビーチ沿いのホテルを選ぶことができます。また、海だけでなく大自然や寺院めぐりなどハイクオリティな観光が充実しているのも、バリ島の大きな魅力といえるでしょう。

バリ島旅行の費用内訳

バリ島旅行の費用、航空券、宿泊費、食事代、アクティビティ、観光、買い物、チップ等について紹介していきます。

航空券

バリ島への航空券の費用相場は、往復で約10万円〜約25万円前後(燃油・諸税込)になります。

航空券の費用は、時期により大きく異なり、安い時期だと往復10万円程度、高い時期だと往復25万円程度と大きく差があります。

また、日本からバリ島への直行便は、ガルーダインドネシア航空のみになります。シンガポール航空、マレーシア航空、フィリピン航空等その他経由便もありますが、乗り継ぎ時間がプラスされることに注意が必要です。

宿泊費

滞在日数宿泊予算(5つ星)宿泊予算(ヴィラ,プール付き)
3泊5日約60,000円~150,000円約69,000円~300,000円
4泊6日約80,000円~200,000円約92,000円~400,000円
5泊7日約100,000円~250,000円約115,000円~500,000円

バリ島のホテル宿泊費用は、宿泊する施設により大きく異なります。

たとえば、同じ5つ星ホテルでも4泊6日で約80,000円から約200,000円と料金に開きがあります。また、ヴィラでは4泊6日で約92,000円から約400,000円とさらに差が大きくなります。

一方で、格安の宿泊施設を選べば、1泊3,000円程度の宿泊施設もあります。

このように、バリ島には多くのホテル・ヴィラが存在するため、ホテル選びが難しいエリアです。ホテル選びに悩む方は、行きたい場所ややりたいことから滞在エリアを選ぶのがおすすめです。

食事代

食事費用の目安は1日約4,000円からが目安になります。朝食代が宿泊料金に含まれている場合、昼食代、夕食代だけを考慮しましょう。

食事代は、レストランによって費用が大きく異なります。ホテル内のレストランですと約3,000円、街中のレストランですと約1,000円前後くらいが相場となります。

また、ワルンや市場などでローカルフードを食べる場合、予算は約500円からとさらに予算を抑えられます。

交通料金

バリ島には電車が走っておらず、主な移動手段はタクシーとなります。メータータクシー(ブルーバードタクシー)の場合、初乗りRp7,000(約60円)で1キロ走るごとにRp5,000(約45円)が加算されます。

その他に、公共バスや料金交渉型のローカルタクシーもありますが、観光客向けではないためメータータクシーを利用するのが最も一般的な方法となります。

また、4時間や半日のように時間制で車を貸し切る「チャーターカー」があります。チャーターカーは、日本語ガイド付き4時間で70USドル(約1万円)のように他の交通手段と比べ高額になりがちなため、利用する際はチャーターカー付きプランやオプションで申し込むのがおすすめです。

パッケージ・ツアー料金(現地オプショナルツアー)

バリ島には、サンセットクルーズや観光スポットめぐりのような現地オプショナルツアーが豊富に用意されています。オプショナルツアーは1万円以上のものも多く、旅行費用の内訳として占める割合が大きいです。

たとえば、サンセットクルーズはディナー付きで1人10,000円から、バリ島の代表的な観光地を専用者で巡る「よくばりツアー」は、ランチとディナー付きで1人約15,000円からになります。

オプショナルツアーは必須ではありませんが、バリ島での特別な思い出作りに最適です。スケジュールに余裕がある方は、オプショナルツアーを利用してみてください。

アクティビティ・娯楽

バリ島には、マリンアクティビティのほかにもさまざまなアクティビティや娯楽が用意されています。

例えば、アユン川を下るラフティングやバリズーの象乗り体験など、海以外でも豊富な楽しみ方があるのがバリ島の大きな魅力といえるでしょう。

ラフティングは一人約9,000円、バリズーは一人約16,500円が相場となり、人数を絞ればパッケージ・ツアー料金に比べ参加しやすいのも特徴です。

買い物

バリ島滞在中は、飲水や日用品などの買い物が必要になる場合があります。ただしバリ島の物価は、基本的には日本と同等以下です。

例えば、ミネラルウォーター(アクア)は600ml約30円、ビンタンビール330mlは約230円、ティシュペーパ一箱約150円が相場になります。

旅行費用としてはそこまで負担になりません。お土産や自身の買い物をする方は、別途費用を考える必要があることに注意しましょう。

チップ

バリ島では、レストランやホテル料金にサービス料が含まれている事が多いため、基本的にチップは不要です。

ただし、何か特別な用事を頼む場合は「ありがとう」という気持ちでその方へチップを渡すのがよいです。そのため、特別にチップ代を考える必要はありませんが、いざという時のために小銭を用意しておくのがおすすめです。

バリ島旅行で節約する方法

ここからは、バリ島旅行の費用を抑える方法を3つ紹介します。

旅行をする時期や、宿泊するエリア、ホテルのグレード又は客室のグレードを下げるとコストを抑えることが可能です。

ハイシーズンは避ける

バリ島では、4月~10月が乾季となり、11月~3月が雨季となります。ハイシーズンは、最も過ごしやすい7月~9月、大型連休がとりやすい年末年始や年度末になります。

ハイシーズンは、ホテルに空きがないくらい混雑し料金も高くなりますが、ハイシーズンを避けることで旅行費用を大きく下げられます。

たとえば、4月~6月、10月~12月上旬が比較的安いシーズンといえます。とくに、新年度がはじまり夏休みが控える5月、6月は観光客も少なくゆっくりとバリ島を楽しめるおすすめの時期といえます。

滞在エリアを選ぶ

バリ島は、サドゥアやサヌールなどエリアにより特色や予算が大きく異なります。

たとえばヌサドゥアエリアの場合、ハイブランドホテルや高級レストランが立ち並びます。またセキュリティも万全なため、ハイクラスな南国リゾートを体感できるエリアといえます。基本的に旅行者専用のエリアになるため、宿泊費や食費などが高額になります。

一方でサヌールの場合、中クラスのホテルや、昔ながらのバリニーズなホテルが多いです。また、多くのレストランやワルンが立ち並び、低価格で豊富なグルメが楽しめます。周囲に娯楽施設は少ないですが、ヌサドゥアや繁華街のクタまで車で約30分で移動が可能なため、不便を感じずに昔ながらのバリ島を満喫できるエリアといえるでしょう。

このように、バリ島では滞在エリアにより過ごし方や予算が大きく異なります。予算を抑えたい方は、滞在エリアを少しズラすことで費用が大きく変わることを覚えておいてください。

ツアーやサイト特典を利用する

バリ島旅行では、各航空会社がツアーや無料オプションを用意しています。たとえば、クラクラホテルでは次のような無料特典を用意しています。

①空港往復送迎サービス
②12時間チャーターカーサービス
③マングローブ&タートルアイランドツアー

クラクラホテルでは、2泊以上の予約で上記の全てを無料特典としてプレゼントしています。

このように、無料特典やオプション付きツアーは、旅行の予算を抑えながら、自身で予約・手続きをする手間を省けることが大きなメリットといえるでしょう。

そのため、まず各社にどのようなツアーや無料特典があるかを把握することが、バリ島旅行の費用を抑える大きなコツといえるでしょう。

まとめ

この記事ではバリ島の旅行費用、予算について解説しました。

シチュエーション別に旅行予算をまとめると、つぎのとおりです。

家族旅行カップル旅行新婚旅行・ハネムーン
3泊5日約520,000円~840,000円約350,000円~560,000円約450,000円~680,000円
4泊6日約570,000円~890,000円約380,000円~580,000円約480,000円~700,000円
5泊7日約620,000円~940,000円約410,000円~610,000円約510,000円~730,000円

家族旅行の場合、安全面を重視した旅行となるため、予算は少し高めとなります。また、カップル旅行、新婚旅行・ハネムーンの場合、個人のやりたいことにより予算が大きく異なるため、予算の幅が大きくあります。

また、バリ島旅行の予算を節約するコツについても解説しました。

・ハイシーズンは避ける
・滞在エリアを選ぶ
・ツアーやサイト特典を利用する

上記のポイントを抑えて、バリ島旅行を計画することで旅行予算を大きく抑えることができるでしょう。クラクラホテルでは、メールやDMで簡単にお見積りをご提案できます。自身の旅行の詳しい予算について知りたい方は、ぜひ一度クラクラホテルにお問い合わせください。

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